昨年11月から開始した署名活動ですが、7月9日までに町に提出した合計署名数は5,112筆となりました。5,000を超える署名が集まる過程で、島本駅西開発の周知が広がり関心が高まり、それが、意見を書いて町に送ったり傍聴に足を運んだり、住民一人一人の行動に繋がってきたと感じています。
7月31日を過ぎても尚、署名が集まり続けており、一筆一筆からその思いが伝わってきます。これからも、住民一人一人の思いを声にして上げ続けていくことが大切だと思います。
現在、配布を始めているチラシには「8月31日で署名活動を終了」とお伝えしていますが、9月に入っても署名が届いています。前回の提出以降、本日までに届いた署名は島本町に後日提出します。5,000人を超える、署名頂いた方、署名を集めて頂いた方、町内の方、町外の方、日本全国から、時には海外在住の方からも、沢山の声を寄せていただき、本当にありがとうございました。
都市計画審議会では最終的に賛成多数で可決されてしまいましたが、審議は開発を進める前提でなされ、肝心の開発の中身は十分に議論されませんでした。傍聴された100名以上の方々も耳にされたと思います。
町の都市計画審議会で可決され、その後、大阪府の都市計画審議会でも可決されたことで、9月中には、これまで開発が制限されていた「市街化調整区域」から、開発可能となる「市街化区域」に変わります。それと同時に地区ごとの開発のルール（「50ｍまで建築可能」といった）も定められます。
ただ、その後すぐに開発が始まり駅西にブルドーザーが入る訳ではありません。地権者ごとの「換地」、「事業計画」、付帯意見に付けられた「協議会」の設置、協議会の意見の反映、その後の「事業認可」など、これらの手続きを経て実際の工事が始まります。
まだ、住民意見を反映させる機会は残されている訳です。今後も、あらゆる手段を尽くして、住民意見が反映された健全なまちづくりが進められる様、取り組んで行きたいと思います。
その一つとして、私たちは新たに「しまもと景観・環境まちづくり会議」を立ち上げます。ぜひ、沢山の方にご参加頂きたいです。
詳しくは、新しく立ち上げたサイトをご覧ください。
